フェイスブック
ツイッター
今週の混雑案内
english
タイムテーブル

コロッサル・ユース
Colossal Youth / Juventude em Marcha
(2006年 ポルトガル/フランス/スイス 155分 35mm)
pic 上映日 7/28(土)、8/1(水)★2日間
開映時間 10:40 / 13:30 / 16:20 / 19:10
■監督 ペドロ・コスタ
■撮影 ペドロ・コスタ/レオナルド・シモンイス
■編集 ペドロ・マルケス
■録音 オリヴィエ・ブラン

■出演 ヴェントゥーラ/ヴァンダ・ドゥアルテ/ベアトリズ・ドゥアルテ/イザベル・カルドーゾ/グスターヴォ・スンプタ

■2006年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
■オフィシャルサイト
 http://cinematrix.jp/colossalyouth/index.html
■物販情報
・ポストカードセット(500円)
・書籍「歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義」(1944円)

★1本立て上映です。ラスト1本割引はございません。

愛する妻よ、俺の手紙は着いたか?
お前の返事はまだ来ないが、そのうち届くだろう…
カンヌをはじめ、世界を驚かせた
『ヴァンダの部屋』に続く渾身の一編

pic 古くからカーボ・ヴェルデ出身のアフリカ系移民が多く住む、リスボン郊外のフォンタイーニャス地区。住民たちは開発に伴い建てられたばかりの近代的な集合住宅へと強制移住させられる。そんな移民労働者の一人で、34年この地区に住んできたヴェントゥーラは、突然妻のクロチルドに家を出て行かれてしまう。

途方に暮れ、荒廃した貧民窟と新しい集合住宅の間を行き来しつつ、彼は、自身が「子供たち」と信じる、ヴァンダやベーテ、レントたち若い住民を訪ね歩き、対話を重ねながら自分の居場所を見出そうとしていく…。

pic1997年の『骨』、2000年の『ヴァンダの部屋』に引き続き、フォンタイーニャス地区にカメラを持ち込み撮影された『コロッサル・ユース』。現場にはデジタルカメラと最小限の機材で臨み、照明はほぼ自然光、撮影期間は15か月にも及んだ。出演者はヴェントゥーラやヴァンダをはじめ、プロの俳優は一人もいない。しかしこの映画をドキュメンタリーか劇映画かを分類することは不可能であり意味がない。ペドロ・コスタにおいては、映画はドキュメンタリーとフィクションの枠を越え、人間についての、土地についての壮大な叙事詩となる。

このページのトップへ
line

ヴァンダの部屋
No Quarto da Vanda
(2000年 ポルトガル/ドイツ/フランス 178分 35mm)
pic 上映日 7/29(日)、31(火)、8/2(木)★3日間
開映時間 10:00 / 13:15 / 16:30 / 19:45
■監督・脚本・撮影 ペドロ・コスタ
■編集 ドミニック・オーヴレイ
■録音 フィリップ・モレル/マシュー・エンベール

■出演 ヴァンダ・ドゥアルテ/ジタ・ドゥアルテ/レナ・ドゥアルテ/アントニオ・セメド・モレノ/パウロ・ヌネス

■2000年ロカルノ国際映画祭青年批評家賞・スペシャルメンション受賞/2001年山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀賞・国際批評家連盟賞受賞
■オフィシャルサイト
 http://www.cinematrix.jp/vanda/index.html
■物販情報
・パンフレット(700円)
・書籍「歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義」(1944円)

★1本立て上映です。ラスト1本割引はございません。

あの街においてきた、わたしの魂を。
リスボンの太陽と廃墟の中に、
いま、立ち尽くす。

picここは、リスボンの移民たちが住む街。名前は、ヴァンダ。私はここで暮らしている。壊れかけた家々、廃墟、ジャンキー、鳴り響く工事の音…。こんなとこ、悪魔も住まない。でも、ここにいる。太陽が大きく見えるこの場所に。

ゲットーにデジタルカメラを持ち込み、2年間、そこに暮らし、とらえた、捨てられた街と人々の姿。ドキュメンタリー/フィクションという区分を無効にする、あまりにも美しく、濃密な映像と物語、そして時間。

pic 1997年、映画監督ペドロ・コスタはリスボンにあるスラム街、フォンタイーニャス地区を舞台に、ある家族の運命を描いた劇映画『骨』をつくる。その出演者だったヴァンダ・ドゥアルテに「この映画はここで終わるはずがない」と言われたコスタは、その後、再びフォンタイーニャス地区に戻り、続編とも言うべき作品を手掛けた。

暗闇に射し込む一条の光。目を開けていられないくらい眩しい太陽。真っ暗な夜の路地に燃える炎。深い闇に灯るロウソク。小津安二郎を思わせる光とパンクな音響が交錯する――“究極”の映画作家ペドロ・コスタ、日本で初の劇場公開となった傑作。

このページのトップへ
line

何も変えてはならない
Ne change rien
(2009年 ポルトガル/フランス 103分 35mm)
pic 上映日 7/30(月)、8/3(金)★2日間
開映時間 10:30 / 14:20 / 18:10
■監督・撮影 ペドロ・コスタ
■編集 パトリシア・サラマーゴ
■録音 フィリプ・モレル/オリヴィエ・ブラン/ヴァスコ・ペドロソ
■音楽 ピエール・アルフェリ/ロドルフ・ビュルジェ/ジャック・オッフェンバック

■出演 ジャンヌ・バリバール/ロドルフ・ビュルジェ/エルヴェ・ルース/アルノー・ディテリアン/ジョエル・テゥー

■オフィシャルサイト
 http://www.cinematrix.jp/nechangerien/
■物販情報
・パンフレット(500円)
・書籍「歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義」(1944円)

愛を歌う、美しく生きる――
友情と敬愛をもって
女優ジャンヌ・バリバールの歌手活動を記録した、
これまでにない至高の音楽ドキュメンタリー

pic 『そして僕は恋をする』や『恋ごころ』『ランジェ公爵夫人』などに主演し、若手から巨匠まで現代フランスにおける映画作家たちのミューズとして知られるフランス人女優ジャンヌ・バリバール。歌手としても知られるバリバールの音楽活動の軌跡を、ポルトガルの鬼才ペドロ・コスタが独自の視点で映画化した。

picライブリハーサルやアルバムレコーディング、ロックコンサートや歌のレッスン、曲は<ジョニー・ギター>からオッフェンバックの<ペリコール>まで、そして舞台をフランスのサンマリー・オーミン村の屋根裏部屋から東京のカフェへと移しながら、ひとりの女優の持つ様々な表情を、モノクロの美しく力強い映像で見事に捉える。5年にわたり撮影され、完成した本作を見たバリバールは「私のポートレート以上」とのコメントを寄せている。

このページのトップへ

あなたの微笑みはどこに隠れたの?
Ou Git Votre Sourire Enfoui?
(2001年 ポルトガル/フランス 104分 35mm)
pic 上映日 7/30(月)、8/3(金)★2日間
開映時間 12:25 / 16:15 / 20:05
■監督 ペドロ・コスタ
■撮影 ペドロ・コスタ/ジャンヌ・ラボワリー
■編集 ドミニック・オーヴレイ/パトリシア・サラマーゴ
■録音 マシュー・エンベール

■出演 ジャン=マリー・ストローブ/ダニエル・ユイレ

■物販情報
・書籍「歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義」(1944円)

『シチリア!』編集作業中の
ストローブとユイレ夫婦を記録した教育的映画
「観ること」と「聴くこと」のレッスン

pic二人組の特異な映画作家であり、夫婦でもあるジャン=マリー・ストローブとダイエル・ユイレは、北フランスのベルギー国境近くのル・フレノワ国立現代芸術スタジオで、1999年秋のワークショップ用に『シチリア!』の第3版の編集を行った。ペドロ・コスタ監督は彼らのその作業過程を、6週間・150時間を費やして記録した。

撮影用の照明は一切用いていない。ストローブ=ユイレのあまりに厳格な編集作業は1日に5から10カットしか進まない。ワークショップ参加者は、初日は30人、翌日は15人、最後は僅か2人だったという。

pic 本作はTV番組「現代の映画シリーズ:映画作家ストローブ=ユイレ」として制作後、残された莫大な素材を元にして劇場公開用に再編集された長尺版である。テレビ放映版で中心に据えられていた映画作家の創作のプロセス・瞬間だけでなく、ときに滑稽でさえあるストローブ=ユイレ夫婦の物語や映画への愛が、膨大な議論や感情のやりとりを通じて描かれる。

shuseki
このページのトップへ