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今週の混雑案内
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 1/20(土)、22(月)、24(水)、26(金) 上映時間
トリコロール
青の愛
10:40 14:30 18:20
ふたりのベロニカ 12:35 16:25 20:15

終映21:55

1/21(日)、23(火)、25(木) 上映時間
トリコロール
白の愛
10:40 14:25 18:10
トリコロール
赤の愛
12:30 16:15 20:00

終映21:40

★『ふたりのベロニカ』+『トリコロール/青の愛』の二本立てと『トリコロール/赤の愛』+『トリコロール/白の愛』の二本立てを 日替わりで交互に上映いたします。スケジュールにご注意ください。

ふたりのベロニカ ★ラスト1本割対象作品
La double vie de Veronique
(1991年 フランス/ポーランド/ノルウェー 98分 ブルーレイpic 上映日 1/20(土)、22(月)、24(水)、26(金)
開映時間 12:35 / 16:25 / 20:15
■監督・脚本 クシシュトフ・キェシロフスキ
■脚本 クシシュトフ・ピェシェヴィチ
■撮影 スワヴォミル・イジャック
■音楽 ズビグニェフ・プレイスネル

■出演 イレーヌ・ジャコブ/フィリップ・ヴォルテール/サンドリーヌ・デュマ/ルイ・デュクルー

■1991年カンヌ国際映画祭主演女優賞、国際批評家連盟賞、全キリスト協会賞受賞
■パンフレット販売なし

©1991 SIDERAL PRODUCTIONS S.A.

世界のどこかに私と同じあなたがいる…

pic 同じ年、同じ日、同じ時刻に生まれた二人のベロニカ。一人はポーランドで、音楽の舞台に合格が決まり、初めての舞台で胸の痛み感じ、突然の死を迎えてしまう。もう一人はパリで子供たちに音楽を教える先生で、ある日、人形劇の人形使いのアレクサンドルに出会い恋をする。もう一人のベロニカをそばに感じる不思議な出来事が起こる中、一本のテープがベロニカの元に送られ、その録音された音を頼りにカフェに行くとそこにはアレクサンドルがいて…。

picポーランドとフランスで同時代を生きる二人のベロニカを巡る、幻想的で不思議な物語。運命、偶然、奇跡、孤独、そして愛――キェシロフスキ的主題に溢れた大ヒット作。「彼女なしではこの映画はつくり得なかった」と監督にいわしめた、イレーヌ・ジャコブの純粋な美しさが最大限に引き出されている。ジャコブは本作でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞した。

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トリコロール/青の愛
Trois couleurs: Bleu
(1993年 フランス/ポーランド/スイス 99分 ブルーレイ
pic 上映日 1/20(土)、22(月)、24(水)、26(金)
開映時間 10:40 / 14:30 / 18:20
■監督・製作・脚本 クシシュトフ・キェシロフスキ
■脚本 クシシュトフ・ピェシェヴィチ
■脚本協力 アグニェシュカ・ホランド/エドヴァルト・ジェブロフスキ
■撮影・脚本協力 スワヴォミル・イジャック
■音楽 ズビグニェフ・プレイスネル

■出演 ジュリエット・ビノシュ/ブノワ・レジャン/エレーヌ・ヴァンサン/フロランス・ペルネル

■1993年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、主演女優賞、撮影賞受賞
■パンフレット販売なし

©1993 MK2 Productions / CED Productions / FR3 Films Productions / CAB Productions / Studio Tor

青の愛――なにものにも縛られない自由な人生

picドライブ中の不慮の事故で、夫と幼い娘を一度に失ったジュリー。自殺を図るが死にきれず、絶望のまま病院から退院した彼女は、著名な作曲家であった夫の協力者オリヴィエに書類の整理をまかせ、広大な屋敷と財産をすべて処分した。からっぽになった家で過ごす最後の夜。ジュリーは突然オリヴィエを呼び出し、二人は激しく愛し合う。オリヴィエにとっては彼女に対する秘めた愛が報われた瞬間だった。しかし翌朝、ジュリーは一人パリへ出発してしまう――。

pic フランス革命の精神「自由、平等、博愛」を込めたフランス国旗、青、白、赤。このトリコロールをモチーフに三つの独立した物語でありながら、それぞれが運命という接点を持ち合わせ、交錯するというコンセプトで構想された三部作の一作目。テーマは“愛の呪縛(記憶)からの自由(再生)”。ジュリエット・ビノシュが愛する夫と子供を突然の事故で亡くした妻の絶望と再生を見事に演じ、彼女の代表作となった。

ブルーを基調にした神秘的な映像と、随所に出てくる青色の小物がさらに物語の深さと広がりを感じさせる。そこに監督の盟友・プレイスネルが見事な音の世界を融合させ、音楽の映像化ともいえる作品である。

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トリコロール/白の愛
Trois couleurs: Blanc
(1994年 スイス/フランス/ポーランド 92分 ブルーレイ
pic 上映日 1/21(日)、23(火)、25(木)
開映時間 10:40 / 14:25 / 18:10
■監督・脚本 クシシュトフ・キェシロフスキ
■脚本 クシシュトフ・ピェシェヴィチ
■脚本協力 アグニェシュカ・ホランド/エドヴァルト・ジェブロフスキ
■撮影・脚本協力 エドヴァルト・クウォシンスキ
■音楽 ズビグニェフ・プレイスネル

■出演 ジュリー・デルピー/ズビグニエフ・ザマホフスキ/ヤヌシュ・ガイヨス/イェジィ・シュトゥール

■1994年ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞
■パンフレット販売なし

©1993 MK2 Productions / France 3 Cinema / CAB Productions / Film Studio Tor

白の愛――“平等”はまやかし。最後に勝つのは“愛”

pic パリに住むポーランド人の美容師のカロルは、慣れない外国暮らしで一時的に性的不能となってしまう。フランス人の妻ドミニクは、それが愛の終わりだと裁判所に離婚請求を申し立てた。失意のカロルは地下鉄の通路でミコワイという同国人と知り合う。ミコワイの協力でなんとか故郷に帰り着いたカロル。ミコワイと始めた事業が上手くいき大金を手に入れた彼は、愛を取り戻すためドミニクをポーランドに来させる計画を思いつくが…。

pic三部作のなかでもっともユーモラスでペーソスに溢れた物語。舞台がパリからキェシロフスキの故郷ポーランドへ移行したことで、さらに作品の中に暖かい視点を見出すことができる。語られるのは“愛に平等は存在するのか”。妻に捨てられた男と、失って初めて愛に気づく女。一途な愛を捧げることが愛の弱者となるならば、“愛”には“立場”という駆け引きなくして交わすことができなくなってしまう。純粋に妻を愛し続ける夫役には、ポーランド屈指の人気俳優・ズビグニェフ・ザマホフスキ。この物語は彼のために書かれた脚本だったという。厳しいオーディションでヒロイン役を射止めたジュリー・デルピーの小悪魔的魅力も素晴らしい。

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トリコロール/赤の愛 ★ラスト1本割対象作品
Trois Couleurs: Rouge
(1994年 スイス/フランス/ポーランド 96分 ブルーレイ
pic 上映日 1/21(日)、23(火)、25(木)
開映時間 12:30 / 16:15 / 20:00
■監督・脚本 クシシュトフ・キェシロフスキ
■脚本 クシシュトフ・ピェシェヴィチ
■脚本協力 アグニェシカ・ホランド/エドヴァルド・ジェブロスキ
■撮影・脚本協力 ピョートル・ソボチンスキ
■音楽 ズビグニェフ・プレイスネル

■出演 イレーヌ・ジャコブ/ジャン=ルイ・トランティニャン/フレデリック・フェデール/ジャン=ピエール・ロリ

■1994年アカデミー賞監督賞、脚本賞、撮影賞ノミネート/カンヌ国際映画祭正式出品
■パンフレット販売なし

©1994 MK2 Productions / France 3 cinema / CAB Productions / Film studio TOR

赤の愛――“博愛”という名の美しすぎる概念

picモデルの仕事をしている女学生のバランティーヌは、ある日、車で犬をはねてしまう。首輪を頼りに飼い主を訪ねるが、その初老の男の反応は冷たく、バランティーヌは犬を部屋に連れ帰った。しばらく経ったある日、彼女のもとに差出人不明の多額の現金書留が届く。回復した犬が逃げ出し、もう一度飼い主の家に行くことになったバランティーヌは、現金書留の送り主がその男だと知る。男は元判事で、他人の電話を盗聴するのが趣味だという…。

pic 三部作の最後にふさわしいテーマは、博愛<すべてを包み込む、無垢な愛>。心を閉ざす元判事が女学生の優しさに触れ、やがて心を開いていく――。『ふたりのベロニカ』で、キェシロフスキのミューズとして見出されたイレーヌ・ジャコブと、『暗殺の森』の名優、ジャン=ルイ・トランティニャンの競演による愛の物語は、三部作の最終章にして、監督の遺作となってしまった。青、白、赤。三つの物語が見事に絡み合うラストは、キェシロフスキが描き続けてきた“運命”と“偶然”、そして“愛”についての奇跡の集大成である。

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